COLUMN木楽ホームの家づくりコラム

2019-07-10

高性能を活かす~地盤調査~

地盤調査・・・

一度は聞いたことはあっても

地盤調査って何?どんなことをするの?

と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。

 

まず【 地盤調査 】とは・・・

建物を建てる際に土地の荷重や沈下に対する地盤の強さ、

性質、構成、地下水位などの把握をし

その地盤が建物を安全に支えることが出来るのか、

支えられない場合はどのような対策を行い、

安全性を確保するかということの判断材料を調べます。

 

耐震性の高い建物でも、地盤が弱く支えることが

出来なければその性能を活かすことはできません

一般の戸建て住宅の場合、

「スウェーデン式サウンディング試験」と

呼ばれる調査(試験)を行います。

北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年頃に採用し、

以降日本でも導入されたスウェーデン式サウンディング試験ですが、

最近では機械による全自動化が進んでおり

一目見ただけでは仕組みがよくわかりません。。。

 

しか~し!!やり方はとっても簡単!!!!!

 

使用する機械は、

地盤の中に入れていくロッド(鉄の棒)と

ロッドの先に装着するドリルのようなスクリューポイント、

そして重さを加えていく”おもり”と

ハンドルから構成されます。

まずロッドの先にスクリューポイントを取り付け、

地盤にセット!!

5kgから合計100kgまである”おもり”で

徐々に重さを加えていきます。

 

重さを加えていく中で、25cm・・・

そう!!【 25cm 】ですよ!!!!

これがとても重要なんです。

 

 

ロッドが25cm、地盤の中に入ったら

そこで1地点の調査は終了です。

 

この作業を25cm毎に建物の四隅+真ん中の

5つの地点で行っていきます。

・・・が!!

一番重い100kgの”おもり”を乗せても沈まない場合があります。

 

その場合はハンドルを使い、回転させることによって

ロッドを地盤の中に入れていきます。

そして25cm沈むまでにハンドルを何回転させたかを

しっかりとチェックします。

 

この作業をハンドルを回転させても進まないくらいの

とても強い地盤まで行い、

どのくらいの深さに強い地盤があるかどうかを

調べる、というわけです。

 

しかし・・・

この調査方法だけでは十分な情報は得られません。

そのため近くの山や川、周りの環境、

近隣の建物が傾いたりしていないか?

目の前の道路に異常はないか?など

現場での情報や、近隣の地盤調査結果との比較など

様々な情報を集め、比較を行うことにより

地盤の強さを判定するのです。

近頃では豪雨や川の氾濫、大規模な土砂災害など

頻繁に発生しています・・・

そのため近隣の様々な情報も大切ですよね。

 

そして弱い地盤ならどのくらいの深さに

強い地盤があるかを把握することにより、

地盤補強を行う判断材料となるのです。

 

地盤調査とは・・・

建物を建てる前にまず最初に行う大事な工事なのです。

 

By現場監督 谷口

☆これまでのコラムは【こちら】から☆